抱きしめてトゥナイト

つらつらと、つれづれに。

5年8ヶ月真剣に付き合った女が、彼氏ではなく「パートナー」を作って学んだ話。①

 

 

道中で手をつなぐ男女を見て、まず最初に何を思うだろうか。

 あぁ、仲が良さそうなカップルだな。きっと1年半前の私ならそう思うだろう。

けど21歳の夏、今はこう思い浮かべる

 

ーあの人たちも、もしかしたら付き合ってはいないのかもしれないなー

 

 

そう、世の中にはカップルでなくても手をつないだり、セックスをしたり

ご飯を食べたり、いろんな場所に出かけたりする人たちが思ったよりも

たくさんいるのだ。かくいう私もそういう人がいて、この数ヶ月過ごしていた。

 

今回私は5年8ヶ月真剣に付き合って別れた女が、彼氏ではなくパートナーを作り

学んだことを書きたいと思う。ここでいう「パートナー」とは独自の表現であり

世間全般の「パートナー」を表しているわけではない。

もちろんこれから書いてある事を読み、意味がわからない、馬鹿らしい、自業自得だ、と読んだ人からすれば嫌悪感や呆れることも多いだろう。

 

ただこれは私が8ヶ月間パートナーについて考えたことや感じたこと。

そしてこの8ヶ月を経て何があったのか。

今の私の、今のこの感情のままこれから進むためにも、もう一度考える機会として連ねたいだけなのでご容赦頂けると嬉しい。

 

 

 

◯5年8ヶ月付き合って別れたこと

 

 

 

約6年もの間になるが(付き合って別れた理由はとてつもなく長くなるので割愛する)

私には14歳の時から20歳まで付き合った彼氏がいた。

初めてできた彼氏だったこともあってか

初めて親鳥を見た雛のごとく私はその人のことを死ぬほど心酔しきっていたし、

この人と結婚するんだろうなと信じきって疑わないほどには心から愛していた。

 

 

が、それも虚しく5年8ヶ月を迎えた20歳の冬別れてしまった。

 

 

理由はたくさんある。小さな小さな不満の積み重ねだったとおもう。

私の至らない部分が大きかったが、でもお互い甘えきって依存しすぎてたのが

一番の理由だろう。

修正を試みた時にはもう遅く、気づいた時にはもう戻らないところに

心は離れてしまっていた。

 

最終的にあちらに好きな人ができてあっけなく破局

 

 

そんなこと夢にも思わなかった私はこれからの先の見えなさと一人になった絶望感で

毎日泣いて過ごしたが、初めて自分について向き合う事を考え見つめ直した結果

 

紆余曲折ありながらも35キロものダイエットに成功した。

 

そしてそれからなんだかんだといろんな出会いが爆増した。

付き合ってほしい、と言ってもらえる事もありがたい事にあったが

自分自身の幼さゆえにもう他人を傷つけたくない心から全て断っていた。

それに自分自身も、もうあんな辛い気持ちはしたくはなかった。

 

だがそんな風に言えど人と一緒にいたいしいろんな人がいる事を知ってみたい、と思う気持ちもあった私はこの際どうにでもなれとぷらぷらと自由に遊び

いわゆるセックスフレンド(セフレ)を作る事になる。

 

 

 

◯「セフレ」ではなく「パートナー」ということ

 

 

 

その後そんな生活から半年ほど経ったが根本的に一人に執着しがちな私には

「セックスをするだけの割切った友達」はしょうに合わず

次第に「特定の自分を大事にしてくれる人」がほしいと考えるようになる。

 

 だがまたそんな特定の人を作ったら前と同じになってしまうのでは?と考えた私は、

 

 

・セックスは自分だけとする(原則)

・いろんな所に一緒にあそびにいくことができる

・ラインや電話を気軽にしたりできる

・会いたい時に比較的会える

・自分の事を大切にしてくれる

 

 

 

 だけどお互いの友人関係には干渉せず、趣味も自由。お金の使い方ももちろん自由だし休日の使い方や毎日の使い方も自由。結婚や未来の事は考える事はせず

そんな自分自身の事については自由ながらもツガイとしては固定、という存在の

(元々そういうカップルやセフレの形もあるかもしれないがここではそこは考えず)

 

「パートナー」

 

のようなものがいればいいな〜なんてなんともとてつもなく都合がいい事を考え始める。

 

 

まぁそんな都合のいいことあるわけないよな、と思っていた私だったが

ある日、その事が実現する事となる。

 

 

 

 

②につづく